●感謝し、感謝されると「徳分」がどんどん貯まるらしい
人は誰かを喜ばせるために生まれてきているそうです。これは、仏さまや神さま(いわゆる宇宙の大生命)と同じ性質を持っているということではないでしょうか。したがって、「ありがとう」「感謝します」のようなお互いに喜びを与える言葉(言霊)を発することで、喜びの共鳴、喜びのスパイラルが始まります。良い言葉を選んで使うこと、それを習慣化することが非常に大事になります。もし、マイナスの言葉を言ってしまったら、すぐに「〜と昔は言っていたけど、今は違うよ」などと否定すれば良いでしょう。
富士山を初めて見たとき、神々しくて、思わず手を合わせていました。私はこれまでに、富士山をけなす人に会ったことがありません。富士山は多くの人に喜びや感動を与えているので、いつでも誰からも感謝されています。きっと、富士山は長い歴史の中で多くの人に感謝され、その波動エネルギー(いわゆる「徳分」)が蓄積していることでしょう。だから、富士山を見ると感謝の波動エネルギー「徳分」がこちらにもやってくるので、思わず感動してしまうのでしょう。
生まれてきたばかりの赤ちゃんを見ているだけで幸せな気持ちになります。きっと、赤ちゃんは人に見られる度に感謝のエネルギー「徳分」を積んでいることでしょう。
以前のコラムでお話したように、積んだ「徳分」は、「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」「不安」「批判」「比較」「憎しみ」「争い」「口論」「他人の不幸」「怒り」を言うだけで綺麗さっぱりなくなってしまいます。
赤ちゃんは、これらを言わないので、「徳分」がどんどん積まれるはずです。しかし、自我が目覚めて。「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」などを言い出すと、それまでの徳分はなくなってしまいますね。
それは、もったいないので、マイナスの言葉(言霊)を言わない「自分ルール」を作ってみては、如何でしょうか。
(立正佼成会仙台教会ホームページ http://co-creation-net.org/myself/2652/ より引用)