「GWだから、帰ってきてくれたの?」と聞くと、
「ううん。会いたいから帰ってきた」と、想いをそのまま言葉にしてくれた長男。
愛し愛されている世界を、ちゃんと感じることができる子になってもらいたいから、気持ちをありのままに表現できる子に育てたいと願ってきました。
一番心配していたのは、この長男です。
幼少期には、雷を怖がり、耳をふさいで、じっと耐え忍ぶ子どもでした。
「怖い?」と尋ねても、うなずくだけで言葉にできません。
「こわ————い?って、叫んでごらん!びっくりして怖いのが飛んでくよ!」と、私と長女と二男と4人で、雷になると大声で叫びながら、はしゃいだことが思い出されます。
二男も「もう、どうしたらいいか、わからない…」と、泣きながら言葉にできる子に育ってくれました。
男性には言いづらい言葉を、ためらうことなく素直に表現できる2人の姿を見て、安心しています。
これも“私の育て方が良かった”と得意げになっていた「母の日」に、
主人から「以前のトラウマと向き合わなくてはいけない状況になった」と聞かされました。
不安がよぎる主人は、「ボクの心のサポートをよろしくお願いいたします」と、結婚して何十年も経つ妻の私に、当たり前のように頭を下げてくれます。
その瞬間、思いあがっていた自分が恥ずかしくなりました(^_^;)
息子たちには、こうしてお手本になってくれる主人のうしろ姿が、あったんですね♡
その背中を見て、真似て、身につけてくれたのだと気づかされました♡
「母の日」に得られた、主人への尊敬はお義母さんにつながります。
自分の心を、こんなにも素直に表現できる主人を育ててくれたのは、お義母さんです。
私がこうして安心していられる毎日は、お義母さんのおかげさまだったのです。
結婚して初めて、個性炸裂!?のお義母さんに、心から手を合わせることができた、幸せな「母の日」になりました(笑)
もちろん義母だけでなく、義父、そして、いままで主人と出会ってくださったたくさんの方々、息子たちに出会ってくださった皆さん、たくさんのご縁…
心を寄せると、つながり合っているおかげさまの世界はどんどん広がっていきます。
すべてのご縁に対し、いま、この場所で、私に何ができるのか…、常に考え、行動していきます。