娘から電話がきました。
急性腎不全の飼い猫レオンは、点滴を打ち少しずつ良くなってきたとのこと。先生からは、今までの食事の与え方でなく、レオンの欲しがるときにあげるようにと言われました。
2時間おきに食事を欲しがり、眠ったかと思うと、また欲しがる始末。娘も起きて食事をあげなくてはなりません。こんなことを3日も続けたら、くたくたになってしまいます。それでも普通に食べられるまで続けなければなりません。
その中で娘がふと思ったことは、子育て中のお母さんの凄さだと言います。
睡眠時間を割き子供の思いを受け入れ、どんなに疲れていても頑張っている世のお母さんたち。
「私は子育ての経験はないけれど、今回のことでほんの少しお母さんの気持ちを味わい、わかったような気がした。私もいっぱい愛されてきたんだね」。
娘からの電話でまた一つ彼女の成長が見えました。
幼い時に寂しい思いをさせてしまった出来事の数々を思い出しながら、今取り戻しているこの温かい時間を与えてくれたレオンに感謝です。