縁ともリレーブログの第二弾は、僕こと「ホッと家のこづかい」がお届けします。
大学を卒業して?十年、ずっと会社で働いてます。ごくフツーの社会人です。そんな僕が学生のころに在家仏教教団を通してほとけさまの教えに出会います。そこで出会った仲間とは多感な時期に語り合い、ぶつかり合いもしました。でも、出会ってから何十年経っているにも関わらず、年に何回かは集まり、いまだにあの頃の気持ちのままに語り合うことができるのです。
普段世俗にまみれて生きている自分ですが、何かコトが起きた時、あの頃学んだ教えの考え方で人生の難題に向き合うことができたのも、仲間とともに過ごした時間のおかげだとしみじみと思います。しかし今、あの頃学び、理想とした生き方が出来ているのか?と、ふとした時に感じることがあります。それでもなかなか行動が起こせないで時が過ぎて来ました。
ほとけさまは菩提樹の下で瞑想して悟りを開かれたと伝えられています。悟りを開かれた後もさらに瞑想を続け、悟った内容を世の人々に伝えるべきか否かに思いを巡らせます。ほとけさまにして長年の修行の後にようやく得られた悟りを、普通の人々に説いても理解できる人はいないだろうと考えられたのだとか…。しかし、そこに梵天という神様が現れ、世の人のためにこの教えを広めてほしいと諭され、悟りの内容を人々に説くことを決意されたと伝えられています。僕はこの瞬間に仏教が成立したと考えています。ほとけさまの悟りの後の時間をかけた瞑想は、いかに素晴らしい教えであっても、それが誰かに伝わらなければ価値がないと教えてくれているのではないでしょうか?
僕は長年マーケティングの仕事を通して、商品やサービスを知ってもらい、買ってもらう仕掛けを作ったり、そのためのメディアを作るお手伝いをしてきました。ほとけさまの教えは伝えてこそ価値があるとするならば、自分がやってきたことが世の中の人たちの役に立つかもしれない。そんな風に考えるようになりました。これが僕が「ホッと家の縁がわ」に参加している理由(わけ)です。
縁ともリレーブログは、ほとけさまの教えをテーマに、皆さまの思いを繋げていくためのコーナーです。僕はほとけさまの教えを通して出会ったあの頃の仲間たちにバトンを繋げていきたいと考えています。という訳で、この場を借りて、あの頃の仲間たちに呼びかけたいと思います。
「お〜い、みんな。自分の思いをここで伝えてくれ!」